はじめに
「自己破産」または「破産者」と聞いて、みなさんはどんな印象を受けますか?
「お金の管理ができないダメな人」
「破産なんて人生の終わりだ・・・」
「恥ずかしくて人には絶対に言えない!」
などなど、正直マイナスのイメージばかりが浮かんできますよね。
確かに、どんな事情があるにせよ
自己破産するのは決して人に誇れるものではないし、
多少のデメリットもあります。
そして何より、自分自身が認めたくない事実でもあるのではないでしょうか。
しかしそんな時こそ認識しておきたいのが、
自己破産は債務(借金)を整理するためのひとつの方法に過ぎないということ。
もしあたなが、ある病気を患っているとしましょう。
その病気は薬を飲むだけで完治する軽い症状の時もあるし、
逆に手術が必要な重い症状の時もあります。
治療方法に違いがあるにせよ、どちらも「健康になる」という目的は同じですよね。
債務整理もこれに当てはまります。
あなたの現在の状況によって、
例えば借金を減額すれば返済が可能なら「任意整理」を選択するし、
借金を減額しても返済が困難(または不可能)な場合は自己破産を選択します。
どちらも「借金をなくす」という目的を達成するための手段です。
だから自己破産は、決して結論ではありません。
「破産者になった」のではなく、一定の期間「破産者でいる」だけなのです。
それに自己破産は、法律的に保証された人としての権利。
一般的なイメージは決して良いものではありませんが、
だからと言って自己破産したことで
あなたが劣等感や後ろめたさを感じる必要はありません。
大切なのは、5年後・10年後にあなたが笑顔でいられるかどうか。
自己破産は残りの人生をあきらめるのではなく、
新たな生活をスタートさせるためのひとつの方法なのです。
